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【NMNのお話し③】マウスの実験で分かったこと
少し久しぶりになってしまいましたが
NMNのお話し①とNMNのお話し②の続きです。
【NMNのお話し③】マウスの実験で分かったこと
サーチュイン遺伝子にはSIRT1~SIRT7の
7種類のサーチュイン遺伝子が存在します。
NMNはそのすべてのサーチュイン遺伝子を活性化します。
その中でも「SIRT1」は
血糖値のコントロールに関わったり、
神経細胞を守り、記憶などの脳機能に関わる遺伝子で
老化や寿命にとって関係深い大事な遺伝子です。
その「SIRT1」だけを高めたマウス
「ブラストマウス」と「普通のマウス」を使った実験で
NMNの摂取が老化防止や寿命を延ばすことに
役立つということが分かったというのです。
結果から言うと人間でいうと
女性では13~14年、
男性でも7,8年寿命が延びるに匹敵するとのこと。
具体的なマウスの実験の内容は
48時間(2日間)水だけを与え
絶食したマウスの行動を観察するというものでした。
普通のマウスは
→じっとしている
ブラストマウス
→活発に動いている
これはどういうことかというと
食事がとれないとき、食べ物が見つからないときなど
野生の場合はじっとしていたらのたれ死んでしまう。
なんとしてでも生き延びるために食べ物を探さなくてはいけないという
生きるための行動をとっているのではないか
だから活発に動いているのではないか
と考えられるとのこと。
また「SIRT1」は脳の視床下部の
特定の神経細胞を活性化することもわかりました。
神経細胞が活性化すると
視床下部から交感神経系を通って
骨格筋を刺激する
→すると身体活動量の上昇、体温の上昇がみられた
→睡眠の質を高く保つことも分かった
これは若いころの生理学的な機能を保っているということを示している。
17-18か月齢のブラストマウスの
(人間でいうと60歳前後)
視床下部で「SIRT1」を高めてやると
身体活動量が3-4か月齢のレベルになり、
体温も1度上がった。
これらの実験により
視床下部における
「SIRT1」の働きが
老化という現象に拮抗するために
重要だということが分かった。
その「SIRT1」を活性させるためには
NADが必要ということだ。
そのNADの前駆体がNMNというわけなのだ。
続く
「NMN30000+コプリーノ」
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